佐倉ザリガニ研究所・ジャパンクレイフィッシュクラブ・日本淡水開発
共同発起企画

被災地水族館施設救済・支援義援金運動

ザリを愛する1人1人の「小さな力」を、今こそ結集させましょう!


〜最終結果報告〜

 東日本大震災の発生を受けて、去る3月22日より4月22日までの期間、実施させていただきました「被災地水族館施設救済・支援義援金運動」ですが、集計作業の結果、チャリティー商品購入分を含め、66,898円もの金額が集まりました。ザリガニを愛する多くの皆様方の心温まる善意に、心より感謝申し上げます。なお、お寄せいただきました募金に関しましては、以下の通りの動きをとらせていただきました。

最終募金総額(チャリティー商品購入分含む) 66,898
皆様のあたたかい善意を心より感謝申し上げます。 



 集計完了後、日本淡水開発さんの口座に集まっていたお金を引き出していただき、5月10日に一旦砂川の方でお預かりしました。受け渡し方法につきまして鳥羽水族館の芦刈さんと打ち合わせをした後、端数に関しては砂川の方でさらに調整させていただきました上で、5月12日に、義援金総額70,000円ということで、鳥羽水族館の方へ現金書留にてお送りをさせていただきました。




 その後、鳥羽水族館館長・古田さまより、心温まるお礼のお手紙を頂戴しました。このお手紙は、私に対してというよりも、今回のプロジェクトにご理解、ご協力下さった全国の「ザリ好き」諸氏に向けた感謝の内容であると思いますので、ここに掲出させていただきます。文面にもございます通り、今回のお金は、5月の日本動物園水族館協会総会にて、古田館長さまが直接、私たちザリ好きの想いとともにお渡し下さるそうです。本当にありがたいことです。




 活動も終了し、新たな可能性に向けての模索を始めていた6月、日本動物園水族館協会からお手紙が届きました。「おや?何だろう?」と思い、開封してみますと、この領収書とともに、山本会長さまからのご丁寧なお礼のお手紙が出てきました。ありがたいような、かえって申し訳ないような・・・(苦笑)。
 お手紙には、こうした形で活動結果をきちんと「目に見えるもの」にするために、鳥羽水族館の古田館長さまが、あえて鳥羽水族館の募金とは別枠にして、「鳥羽水族館経由の支援金」としてお寄せ下さったということが書かれてありました。震災直後には、一部で「義援金詐欺」のような事件も起こっていたことから、少しでもこうした疑念の起こることがないようご配慮下さったのです。自らに恥じることなく「想い」を貫徹できて、多くの皆様とともに「気持ち」を届けることさえできれば、別に他からの評価など関係ない・・・くらいにしか考えていなかったのですが、ここまでご配慮をいただきますと、こちらこそ、本当に感謝の想いを伝えたい気持ちになります。本当に、本当に、ありがとうございました。



 こうした素晴らしい結果を残すことができたのも、ひとえに全国津々浦々の熱き「ザリ好き」の皆様のお力と、優しい気持ちの結晶によるものだと思います。活動中、多くの皆様がブログやホームページでこのプロジェクトを取り上げ、広く呼び掛けて下さったのみならず、メディアの方々にもこの活動をお取り上げいただき、それによって最終的に予想を遥かに上回る金額が集まったことは、嬉しく、ありがたいと思うと同時に、同じ「ザリ好き」として、本当に誇らしく思っております。今回は、本当にありがとうございました。

平成23年6月17日
佐倉ザリガニ研究所
管理者  砂川 光朗